県政報告Vol.53

県政報告Vol.53

タウンニュースウェブ版に掲載されました。

「進化する伊勢原」 新たなステージへ!

 いよいよ2023(令和5)年が明けました。昨年は県道大山バイパスの全線や新東名高速道路・伊勢原大山IC-新秦野ICが開通し、広域的な交通ポテンシャルが強化され、物流や観光など、地域の活性化に繋がる1年でした。新たな年を迎え、伊勢原市のさらなる発展に取り組んでいきます。

大河ドラマ効果

『鎌倉殿の13人』は、鎌倉を中心に県内が主な舞台となり、神奈川県への関心がこれまで以上に高まったのではないでしょうか。私は一昨年の本会議で大河ドラマを契機とした一般質問を行いました。その中で提案した「鎌倉殿の13人」にちなんだ「ゆかりの地マップ」が作成されました。PRすることで歴史に関心を持つ観光客の増加、関連イベントの開催、観光コンテンツの情報発信等、経済面はもちろん、さまざまな相乗効果が生まれました。本市でも鎌倉殿が納め太刀を行った大山寺や北条政子が参詣した日向薬師なども一躍脚光を浴び、一定の効果が上がりました。

子育て支援(県の補助にて)小児医療費助成拡充へ

令和4年第3回神奈川県議会定例会が約224億7600万円の補正予算等を可決し、昨年12月19日に閉会しました。その中で、一層の子育て支援策の充実を図るため、小児医療費助成の対象年齢について、現行の小学校入学前の6歳から小学校を卒業する12歳までに、今年4月から拡充することが決まりました。

 伊勢原市ではすでに市独自の取組みとして中学3年生までの医療費助成を行っています。小学生の医療費は前年ベースで約9000万円でしたが、県から3分の1にあたる約3000万円の補助を受けられることが決まりました。

 我々自民党神奈川県議団政務調査会でも県に対して強く要望してきたことが実を結ぶとともに、この助成により市町村の財政負担が軽減されることから、他の子育て支援などに活用してもらいたいと期待します。

 2月20日には県議会本会議で代表質問に登壇します。これからも「もっと、伊勢原をいいまちに。」をモットーに新たなステージに向け尽力してまいります。