県政報告Vol.45

県政報告Vol.45

伊勢原の未来に向け全力 

 2022(令和4)年、新たな年が始まりました。

 今年は寅年のなかでも、60年周期で訪れる「壬寅(みずのえとら)」の年にあたります。ゆったり湾曲を描きながら流れる大河を表しています。加えて「決断」の意をもつ「寅」が合わさり、安定性や落ち着きをもち、かつ、はっきりと決断できる年といわれています。

県道大山バイパス3月に全線開通へ

 神奈川県では、「新型コロナウイルス感染症対策事業」をはじめ、「中小企業の資金繰り支援」などを重点的に実施してきました。その効果により、仕事の形態や働き方の新たな選択。そしてワクチンの接種が順調に行われ、感染者が少なくなり、9月末には緊急事態宣言が解除されるなど明るい兆しも見えました。

 伊勢原市における事業としては、水害や土砂災害など生活に直結した水防災事業として鈴川、渋田川、歌川の河川改修などが着実に実施されました。今年は、伊勢原市の悲願でありました「県道大山バイパス」が3月を目途に全線開通し、新東名は新秦野インターチェンジまでの供用開始も予定されています。

県議10年目想いを形に

 先般、私が黒岩知事に質問したNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を契機とした、伊勢原市も含めた県内周遊の観光振興も動き出します。

 県議に押し上げて頂いて、10年目を迎えますが、徐々に地元からのご要望事項や、私の経験から出た提案などが成果となってきています。

 コロナとの戦いはしばらく続きますが、心にゆとりをもち、しっかりと物事を見定め、伊勢原の未来に向けて、全力で邁進する年にしていきます。