建設常任委員会 県内視察

建設常任委員会 県内視察

建設常任委員会にて県内視察に行ってきました。
午前中は、このたび当初、東京都江東区の若洲が予定されたセーリングが、空撮の航空管制の問題から、神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーに変更されたことをうけて湘南なぎさパークほか周辺の視察をしました。現地の受け入れ態勢や今後の展開など県土整備局の職員と意見交換をしました。

午後は県立大磯城山公園を視察してきました。当局の説明にもありましたが、平成16年頃より地元を中心に旧吉田茂邸の保存の機運が高まり、神奈川県や大磯町により近代政治史の歴史文化遺産として保全・活用が検討され、隣接する「県立大磯城山公園の拡大区域」として、県が整備する方向性が定められました。しかし、平成21年3月、本邸が火災で焼失してしまいました。消失を免れた日本庭園や歴史的資源(兜門・七賢堂など)、そして大磯丘陵に連なる貴重な緑地を保存活用するため、同公園の拡大区域とすることが再確認され、平成21年7月には都市計画の位置付けがなされました。
その後、「旧吉田茂邸地区」の事業に着手し、県が公園整備を行い、旧吉田茂邸は大磯町が町有施設として再建することとなりました。

写真は、現地視察の様子で、再建中の吉田邸を海側から見たところです。