第61回全国植樹祭関連行事第39回全国林業後継者大会

第61回全国植樹祭関連行事第39回全国林業後継者大会

第61回全国植樹祭関連行事として第39回全国林業後継者大会が伊勢原にて本日行われました。

全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民的理解を深めるため、毎年春季に、天皇皇后両陛下の御臨席のもと、(社)国土緑化推進機構と開催県の共催により行う国土緑化運動の中心的行事です。昭和25年に、山梨県で第1回が開催され、これ以降各都道府県の持ち回りにより毎年行われています。
神奈川県での開催は、初めてとなりますが、昭和24年に天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、箱根町仙石原で記念植樹を行い、全国植樹祭の原型を創造したと言われています。

本県では、平成19年度から良質な水の安定的な確保を目的に、「かながわ水源環境保全・再生実行5か年計画」をスタートさせ、水源地域の森林の整備を加速化させるとともに、50年後の未来につなぐ森づくりを目的とした「かながわ森林再生50年構想」を策定し、今後、半世紀をかけ、荒廃森林の解消と混交林の拡大を図るなど、森林を抜本的に再生していくこととしています。
平成22年の第61回全国植樹祭は、こうした取組を踏まえ、「50年後の神奈川の森林の新しい姿を県民全体で共有し、協働して取り組む本県の森林再生の姿を、全国に発信しながら、さらに前進させる大きな節目」として、開催するものです。

当日は、オープニングとしてアルプホルンの演奏や活動報告として、緑台小学校生の活動発表「環境~わたしたちの将来と今できること~」など多数のプログラムがありました。大変、林業のおかれている状況の厳しさや自然の恐ろしさなども勉強になり、今後の市政活動に生かしていきたいです。