地域作業所ドリーム視察

地域作業所ドリーム視察

伊勢原市は、循環型社会の実現を目的とした、レアメタルや有用金属の回収事業に、障害者の社会参加の促進を絡めた県内では初めてとなる新しい取り組みを開始しました。

レアメタルや有用金属など使用済の小型家電に含まれる再資源化が可能な金属類を回収・再利用しようと、今年8月に成立した小型家電リサイクル法。来年4月に施行されるこの法律には、有用な資源を国や地方自治体が回収し、リサイクル業者に引き渡すことなどが規定されている。

法律の施行に先駆け、県では、回収した小型家電を直接リサイクル業者に流さず、福祉事業所で分解・分別してから業者に売却するという、県内独自のモデル事業を今年2月に各市町村へ提案。4月に入り伊勢原市がこれに手を挙げた。

県環境保全部資源循環課によると、この事業は県内で初めてで、全国でも珍しい試みだという。同課の玉木真人課長は「貴重な資源の再利用による循環型社会の推進にくわえて、障害者の社会参加促進という両面に期待している」と話しています。

実際、現地を視察させていただき皆さんの働いている様子を確認してきました。